こんにちは、福島県中通りを中心に
持続可能な住まいづくりを行なっている建築会社
SIMOKU(しもく)です。

SIMOKUでは自然素材を用いた
マンションリノベーションを始めました。

今回は中古マンションのリノベーションを検討している
皆さんに役立つ基礎知識とポイントを紹介したいと思います。

リノベーションできない箇所もある!専有部分と共有部分

まず、マンションのリノベーションにおいて重要なこと。
それは、マンションには専有部分と共有部分があり、
共有部分は施工できないということです。

共有部分とは具体的にいうと
マンションのエントランスや外観、エレベーターなど
マンションの住民が使用するエリアから始まり
玄関のドア、窓ガラス、また水回りや設備配管(専有部は交換可)などです。

そのため、例えば窓の交換をしたいと思っても
マンションだと変えられないケースが多いです。(カバー工法や内窓で対応します)。

規約の確認は必須。リノベーションできないマンションもある

マンションのリノベーションを検討している場合は
規約を確認しましょう。場合によっては
希望のリノベーションができないマンションもあるので要注意。
すぐに購入せず、不動産業者や施工会社に規約を見してもらうようにしましょう。

部屋別のメリット・デメリットを把握する

マンションは角部屋や最上階が人気ですが
実はそれぞれデメリットもあります。

角部屋や最上階は、両隣に部屋がある場所に比べて
外に接する面が多いため、断熱性能を高める工事を接する面分多く行う必要があります。
そうするとその分、工事費用もかさむため
それぞれメリット・デメリットを把握した上で
部屋の位置を決めましょう。

部屋探しは、リノベーションを依頼する会社と一緒に行うこと

部屋を探してから施工会社を探す予定の方も多いのでは無いでしょうか?
しかし、物件によっては間取りの制限がある物件もある為、
物件探しからリノベーション会社と一緒に行うのがオススメです。

立地や条件が理想のマンションでも
リノベーション後、理想の部屋になるかどうかは
そのマンションの制約や構造が重要になります。

いつ建てられたマンションなのかを確認

耐震基準法は1981年に大きく変更されています。
1981年前に建てられたマンションだと
住宅ローン控除が受けられません。(ただし耐震基準適合証明書あるいは既存住宅売買貸担保責任保険の付保証明書がある場合は受けることができます)

ぜひ、中古マンションのリノベーションを
検討されている方は、参考にしてみてください!