自然素材とデザイン
SIMOKUが提案する
マンション・リノベーション
断熱・間取り・空調
断熱改修
工法は湿式を用います。まずは物件を徹底的に調査し、状況を把握。家全体が一年中快適に過ごせる空間となるよう的確に断熱改修を施します。
SIMOKUでは主に、木材を原料としたウッドファイバーを採用。高い断熱性能はもちろん、吸音や調湿・防カビ・難燃・気密性能に優れ、施工時の安全性も確保できる、人と環境にやさしい断熱材です。また、窓は内窓を設け二重サッシにすることで、外気温からの影響をシャットアウト。結露やカビの被害から家と家族を守ります。
間取りの再考
マンションの場合、RC躯体の違いや配管方法等、その物件の構造によって間取りの変化が可能な箇所と難しい箇所があります。状況をきちんと見定め、今ある「良いところ」は活かしながら、住まう人の現在と未来の暮らしに最適な間取りを再考していきます。
北側スペースの寒さや暗さ、カビの発生など、現在抱えられているお悩みを解消することはリノベーションの大前提ですが、そこにプラスして考えておきたいのがライフスタイルの変化に対する準備です。特に家族数名でお住まいの場合は、お子様の成長や独り立ちなどにより空間の使い方が変わっていくため、可変式の間仕切り収納を取り入れるなど、将来の暮らしをきちんと想定してプランニングしておくことが欠かせません。
全館空調システム
床下と天井裏空間をチャンバーとした全館空調システムをオプションでお選びいただけます。一台のエアコンで家全体の冷房と暖房をまかなうことができ、各部屋の温度差を軽減。やさしく室温を整えて快適で健康的な住環境をつくります。
自然素材
床材
美しい木目と色合いが特徴で香りも魅力的な奈良県吉野産の杉材を使用しています。一般的なものに比べ厚さも幅もある吉野杉の床板(30mm厚・215mm幅)はしっかりとした踏み心地。調湿性能と抗菌作用に優れ、耐久性があり、お手入れも比較的簡単です。
塗り壁
壁材には漆喰を用いています。漆喰は調湿性能に優れ、冬場の乾燥や夏場の湿気を防ぐ効果があります。日本では昔から蔵の内壁などにも使われており、収蔵された大切な品々を長く守ってきました。
調湿・抗菌・消臭・防カビ・抗ウイルス性など、マンションのお悩みを解決する力を兼ね備えた漆喰の主原料は消石灰(水酸化カルシウム)。無機質の不燃性素材のため、防火性にも優れており、住まう人の命を守るという点でも注目すべき素材です。またその温かみのある風合いは、ビニールクロスでは味わえません。
石
サンルームやトイレの床などには白河石(しらかわいし)を多く用います。白河石は強度があり、美しい質感で内装を引き立てて、落ち着きのある空間づくりに役立ちます。
白河石は、福島県白河市周辺で採掘される安山岩。噴火による火山灰や火砕流が生成の主要因とされ、それが福島県と栃木県をまたいでいることからどちらの地域でも採掘されます(栃木県産は芦野石と呼ぶ)。歴史は古く、1632年に完成した奥州関門の名城「白河小峰城」の石垣や、京都「桂離宮」の石橋にも使われています。
意匠
建具
すべてオリジナルの造作建具となります。お好みやお部屋の雰囲気はもちろん、機能面も考慮して、その場所に最も適した建具のかたちをご提案します。
尚、一般的にマンションでは開き戸が使われていますが、風を通したい時や出入りする時など開放時に扉が邪魔になることが多く、日本人の暮らし方にはあまり適していません。そこでSIMOKUでは、日本の住宅に昔からある引戸でプランニング。引き方や戸の吊り方を吟味しながら、限られた空間を最大限に有効活用し、心地よく過ごせる工夫を施します。
造作家具
SIMOKUでは、家具も家と暮らしの一部と考えています。収納家具やカウンター、棚などは、技を磨いた職人がミリ単位で懇切丁寧に造作します。
マンションは特殊な寸法で設計されているため、ほとんどの場合既製品がうまく納まらず、後から置き家具を探すのも困難です。オリジナル家具は、寸法・素材・色合いなども配置場所に合わせて造り込むため、建物と一体化し、無駄のないすっきりとした空間に仕上がります。
また、間仕切りの役割を担う収納家具などは、ライフスタイルに合わせて移動できるようにすることが可能。オーダーメイドならではの利点もここにあります。
キッチンと洗面
どちらもオーダーメイドでお造りします。マンションは水回りの移動が難しく広さも限られるため既製品は合いません。SIMOKUでは、ご要望を細やかにお伺いしながら、使いやすく動きやすい、愛着の深まるものに仕上げます。